きずな日記

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3月3日と4日開催「みんなのカフェ」の報告

3月3日(土)と4日(日)堺町画廊でみんなのカフェを開催しました。
初日は温かい飲み物と食べ物でほっこりしながら、この一年の話しを聞いて頂こうと、クルミとあんころ餅セット、おにぎりセット、みそ汁、おせんべい、そして温かい飲み物も用意して皆様をお迎えしました。カフェには50名近くの方々が集まり、私と、宮城から京都に移住したスタッフのお話と、福島市渡利から自主避難しているお母さんが、1年を振り返りそれぞれの思いを語りました。まず、私が震災後の様子や避難の経緯、その後の福島の家のこと、状況等について話しました。次は渡利でSave Watari Kidsのメンバーで渡利の線量を量っていたおかあさんが、住んでいた時の渡利の状況そして今の福島市の状況を話してくれました。みんなの手が募金活動をしている渡利地区の方の生の声を京都の方に届けられ本当に良かったです。その後は、宮城から移住されたスタッフが震災直後の宮城県沿岸部の様子、避難のこと、そして、ずっとこれからも私たちがメッセンジャーとして思いを伝えていく必要があることなどを話しました。参加された方々は皆私たちのお話を真剣に聞いて下さっていました。その後は、参加者の方々との意見交換。「本当のことを知り、ちゃんと伝えていこう!」「自分のできることをやればいい」「草の根の運動が大切」「つながることで強い力になる」という意見がでて、これからもみなさんとつながりながら歩んでいくことを心に誓いました。。。

4日は福島県田村市在住でNPO法人ケアステーションゆうとぴあの理事長の鈴木絹江さんがみんなのカフェに参加されました。まず、20名程の参加者が全員自己紹介しました。京都から参加して下さった方は震災後自らが行っている活動内容や思いなど、宮城県で被災された方からは、津波で流されたこと、電気ガスが不通になった中で不自由を感じなかったエコライフスタイルを送っていた等のエピソードを話して下さいました。その後、鈴木さんが自らのお話をされました。身体障害者でありながら、ライブハウスを経営されていたり、インドに旅行されていたり、何より素敵なご主人と結婚して農家をされていたこと、そして、震災後、事業所を締めて避難を決断されたこと、障害者の方の震災のエピソードなど。明るく冗談を混じりながら語られるそのお話の中には、「五体満足でも不幸な人はいる。障害を持っていてもとても幸せな人はいる」「全国どこに行っても避難した人が頑張っていてそれを応援しる人がいて嬉しい。京都の人もそう。だからそれだけで十分。みんなちゃんとやってくれているから。ありがとう」など、とても深いメッセージがありとても感動するお話でした。

たくさんの人が2011年3月11日同じ空の下被災しました。そしてその中で京都を選んで避難した私たちとまだ東北に残っている人たち。それぞれの体験はちがうけれど、本当はとっても傷ついて、それを感じながらまたは感じることもできないまま1年がすぎようとしているのかもしれません。私たちの体験と思いを京都の人はどう受け止めたのでしょう。私たちの発したメッセージが参加してくださった方々の心に響き、共鳴する人の輪が広がればと思います。今も復興が見えない中で不安に思う人、そして見えない放射能の恐怖に怯えて暮らしている人が故郷にいることを忘れてほしくないと思います。私たちが互いの思いを分かち合うあい「寄り添うこと」それが何より今大切なのかも知れません。
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by minnano-te | 2012-03-05 20:22 | イベント